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慣れない育児で疲れ切ったところに、腰漏れを見た瞬間、
ハァ~…。(悲)(哀)
と、なりますよね。
赤ちゃんのうんちって水分が多いから、特にねんねの時期はお尻を伝って腰からはみ出るんですよね・・・。
しかも、防水シーツの上をギリギリかわして普通にシーツの上を汚すから、ひどい時はベッドパットまで浸出してしまいます。
そうなると洗濯が大変!
うんちって多い時は一日に5回以上だったりするから、最初に洗濯したシーツが乾かないうちに次のも汚れちゃうと、一日中洗濯する羽目になるんですよね( ;∀;)
私は一人目で洗濯が大変だったので、二人目では事後処理に徹するのを辞めることにしました。
何か先手を打つ方法がないものかと色々試した結果、「オムツなし育児」で有名なチャンバーポットを使ったら腰漏れを簡単に防ぐことができました。
- チャンバーポットって何?
- どうやってポットにうんちさせるの?
という方のために、
- チャンバーポットにたどり着くまでの道のり
- 具体的な使い方
- 私が実際使ってみた感想
をシェアしたいと思います。
オムツで腰漏れは防げない
「ゆるうんちをせき止められる」をウリにしているオムツなども気になったので、試しに全メーカーのオムツを使って検証しました。
- こまめにオムツをかえる。
- 毎日メーカーを交互に使う。
- ギャザーはしっかりたてる。
- モデルはうちの子当時2か月、やや細身。
いきなりで恐縮ですが…
結果:すべて漏れました!
オムツって水分を吸収するためにできているから、ドロドロうんちだとどうしても吸収されない部分が表面に残ってしまうんですね。
強いて言えば、moonyが腰のラインぎりぎりでせきとめてくれた気がします。
でも、時々尋常じゃない量を排出した時は、あっけなく決壊してしまいました。
おむつなし育児チャンとチャンバーポット
同じ時期、長男のトイレトレーニングについて調べていた時に、
「おむつなし育児」という本に出会いました。
その中ではこんなこと↓が書いてあるのですが、
- オムツの外で排せつしたら赤ちゃん気持ちいいよ〜
- 赤ちゃんとのコミュケーションを楽しめるよ〜
「失敗してもいいから、おむつをあえてはずしてみませんか」という趣旨なのですが、
ねんね期からおむつのない環境に慣れるためのアイテムとして紹介されていたのが、チャンバーポットというおまるでした。
チャンバーポットとは?
普通のおまるとは形が違うのですが、こんな特徴があります。
- ホーロー製で、耐久性がある
- 錆びにくくて、酸やアルカリに強い
- おまるをまたげない小さな赤ちゃんにも使える
ということは…
このチャンバーポットでドロドロうんちをキャッチすればいいのか!と思いついたのです。
チャンバーポットQA集 A.腰漏れはほぼ解決
- 本当にキャッチできるの?
- はい!
その間、腰漏れをしたのは、授乳時以外のタイミングで出たほんの数回です。
つまり、大量うんちほとんどをチャンバーポットでキャッチできたのです。
- いつ使うの?
- まとめてうんちを出しそうなタイミング。
娘の場合は、授乳中か直後にまとめてうんちをしていたので、授乳しながらポットをあてがいました。
すると… 『バシュ!!バシュ!!』
と切れの良い音がホーローに響く。
中を覗いてみると、しっかりとうんちをキャッチできています!
一度にまとめて出た時、たくさん出てるのを見ると快感!そして不思議な達成感。
後述しますが、タイミングを合わせてキャッチできるのは、離乳食開始までです。その時期は消化器官が未熟なため飲みながら排泄することが多いのですが、離乳食が始まる頃になると体内に貯められるようになるからです。
- 授乳しながらできるの?
- できるし、慣れれば授乳クッションより簡単!
2か月の頃は授乳クッションの上であてがってたけど、4カ月の頃にはあぐらの足の上にポットを乗せるとちょうどいい高さになって、そこに赤ちゃん座らせると結構安定しました。
左右のおっぱいチェンジも、赤ちゃんをポットに座らせたままポットをくるっと回転させるだけ。
最初は支えるところが多くてぎこちないけど、1週間もすればコツがつかめてきますよ。
- 後片けはどうするの?
- トイレでうんちを流してから、水道で軽く洗うだけ。
長時間放置すると少し固まりますが、軽くこするとすぐに落ちます。
(なので衛生面で考えると、少し高くてもホーロー製がいいと思います。プラスチックは汚れが染みついてしまうので…。)
赤ちゃんのお尻は、ティッシュでささっと拭くだけ。
簡単すぎて、使用初日から買って正解と確信しました。
- いつまで使えるの?
- 腰もれ対策としては、6か月くらい。トイトレ目的なら最長3歳頃まで
わが子の場合は腰漏れ対策がメインだったので、離乳食を始める6か月頃まで大活躍してくれました。
離乳食が進むにつれうんちの形状も大人に近づいていき、1歳過ぎる頃には使わなくなりました。
「おむつなし育児」の本にあるようにトイトレ目的人の多くは1歳前後の時に買って、3歳まで使う人もいるようです。
私は「おむつありあり育児」だったので、腰漏れ問題が解決したら使わなくなりました(^^;
- トイレトレーニングに効果ありそう?
- たぶん
わが子の場合は1歳半頃、オムツの中が気持ち悪い時は勝手に自分でオムツを脱いでました。
オムツの外で出す時のさっぱり気持ちいい感覚を覚えていたのかもしれません。
- 子供が大きくなった後の使い道は?
- 主に汚物を扱う時に活躍します
1.嘔吐用(洗面器より持ちやすい。こぼれにくい。汚れた服などのつけ置きもできる。)
2.上靴洗濯用(上靴をバケツにオキシ漬けする時に浮かんでこないように重石代わりにしてます。)
ホーロー製のお手入れのしやすさのおかげで、何系統の汚れがきても安心して使うことができます。
- サイズの種類は?
- 2種類です
- 2か月~20cm
- 1歳~ 22cm
私は20cmを購入しましたが、生後2か月だと20cmでも大きく、お尻がはまらないように左手で赤ちゃんを支え、右手でポットを固定していました。
生後4カ月には肉付きがよくなり、いい感じにお尻にフィットしていました。
トイトレ目的で1歳頃から使うなら22cmがおすすめ。
- 赤ちゃんのお尻は冷たくならない?
- 部屋が暖かいなら気にしなくていいと思います
最初の頃は便座カバー代わりに100均のヘアターバンを被せていましたが、少しお尻がずれただけで汚れがついたり外れてしまったので、すぐ使わなくなりました。
もし赤ちゃんが寒そうなら、専用のカバーを用意してもいいかもしれませんね。
チャンバーポットを使って良かったこと
・腰漏れがほとんど減った。ついでにシーツを丸ごと洗濯する回数も減った。
・赤ちゃんが気持ちよさそう。見ている方も気持ちいい。
・うんちやおしっこをする瞬間をダイレクトに実感できる→赤ちゃんがうんちするタイミングがわかった
・オムツかぶれしにくい。
・後片付けが楽。
・トイトレ中の上の子が触発されたのか、オマルをまたいでくれるようになった。
・オムツ代の節約になる。→オムツかぶれの心配が減った分、安さでメーカーを選べるようになりました。
これから使う人に伝えておきたいこと
・2か月から使えるけど、首がすわってからの方が使いやすい。
・授乳中は高確率でキャッチできる。
・寝起きもキャッチしやすい。
チャンバーポットのおかげで腰漏れ期が楽しい思い出になりました
いいことばかり書いてもあれなので、デメリットも考えたんですが、本当思いつかないです…。
強いていえば、使わない時に少しかさばるくらいでしょうか。
私は「おむつなし育児」まではできなかったですが、あれから何年経った今でも、赤ちゃんのうんちと向き合った時間が楽しい思い出として残ったのは良かったと思います。
うんちがでた瞬間ホーローにダイレクトに「バシュ!!バシュ!!」響くから、
●赤ちゃんのうんちこんな勢いよくでるんだ~
●チョロチョロじゃなくて、意外とまとめてしてるんだ~
とか、オムツ履いたままだと絶対気づけないようなことを発見できました。