【働いてみた】会計事務所の求人票「パート・アルバイト」「未経験OK」は実際どうなの⁈

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30代半ばの時に未経験で会計事務所にパートで入社し、一年経った今思うことは「やっぱりこの業界を選んで良かった」ということ。なので、応募しようか迷っている人がいたらそっと背中を押したくなるのです…(^^)

今まさに応募を真剣に考えている方なら、求人票でよく見かける「未経験OK」がどの程度OKなのか気にしているのではないでしょうか。はい、そうです。会計事務所は特殊な業種なので、もちろんそのまま鵜呑みにしてはいけません。

でも、事務所側の気持ちが分かれば、そんなに心配しすぎなくても大丈夫!と思ってもらえるのではと思い、この記事を書いています。

私自身は採用する立場ではないので偉そうなことは言えません…。しかし、面接の選考にも参加させていただき(小規模ならでは⁈)担当者の考えを直接聞けた経験は、今就活する人にとって何かしらのヒントにはなるのではと思います。

こんな人に役立ちます
  • 初めて会計事務所(税理士事務所)のパート求人に応募したいが、実際やっていけそうか自信がない。
  • 少人数の個人事務所に応募しようとしている(大規模のところだと分業が進んでいてあまり参考にならないかも?)

会計事務所の「未経験でも可」は「誰でもできる」という意味ではない⁉

「未経験OK」と聞くと、一般的には「知識がなくても大丈夫」「簡単な雑務」というイメージですが、会計事務所においては事情が異なります。

パートの仕事は顧問先から預かった資料を会計ソフトに入力する作業がメイン。確かに慣れれば単純作業ですが、簿記、Excel、入力作業はどれも一朝一夕で身につくものではない上に、数字を扱うセンスも必要。

一方で、多くの顧客を抱えているため、現実にはパート一人の育成に割く時間は限られており、たとえパートでも、ある程度自発的に学習していく必要はあります。

「会計事務 パート きつい」で検索するとまるでブラック企業のような内容の口コミがたくさんでてきます。もちろん本当にブラックな事務所もあるかもしれませんが、個人的には、求職者側にも想定の甘さがあったのではないかなぁ…と思うような口コミも見かけます。せっかく入社が決まっても、働きだしてから認識のズレに気づくのは辛いですよね…。

そこで、会計事務所側がどんな気持ちで「未経験OK」という言葉を使っているのか詳しく解説します。この先を読んで「大丈夫そう!」と思えたなら、自信をもって応募しちゃいましょう!

「未経験でも可」=伸びしろに期待している

いきなり現実的な話ですが、「実務は未経験でも、基礎知識や適性次第で伸びしろに期待している」つまり、「最初は簡単な入力でいいけど、慣れてきたら決算や申告くらいまではしてほしい」というのが本音だと思います。(完全に業務を分担している事務所は決算の手前までしかさせないこともあるようですが)

パートにそんな難しいことさせるの?!と思われるかもしれません。事務所によりますが、そのくらいの心づもりでいた方がいいでしょう。

税理士先生としては、顧問先とのコミュニケーションを大切にしながら、いかに新規顧客を開拓して収益を確保するかに注力したいので、仕訳入力や申告書作成などの「やって当然」の事務作業はできるだけコストをかけずに捌きたいと思っているからです。

本音は「経験者に来てほしい!」ですが、特に少人数の個人事務所だと職員同士の相性がとても大切。なので「優秀なベテランでも職場の輪を乱しそうなやつ」よりかは「未経験でも他の職員と仲良くやってくれそうな人」の中から今後成長しそうな人だけを選んでいる、というのが真実だと思います。

「人柄を重視」=教えがいがあるか

既存職員の相性以外に”人柄”といえば、教える側としては「素直で真面目な人」を望みます。

もし変に意識高い系の人が来て、「前職とやり方が違う!簿記のテキストと違う!」なんて言われても困るし、説得する時間も無駄…。なので、文句を言わずに今までのやり方を忠実に再現してくれる人って、それだけですごくありがたいのではないかな、と思います(というか、未経験だと一人で再現できるようになるだけでも数か月かかります…)。

正直私も過去の仕訳を見て「なんでそのやり方?」と思うようなことはあります。しかし事情があって仕方なく、ということもあるので素直に指示を受け入れています(後々理解が追いつくこともあるので)。←まぁどうしても気になることはさり気なく聞くんですけどね!あと、そもそも期日までに資料を回収すること自体が難しかったりするので、現実問題として決算を間に合わせるには、税額に影響しない程度の細かいことはゴニョゴニョ…。

「丁寧に教えます」=最低1回は説明します

「丁寧に教えます」を真に受けてか簿記3級もとらずに応募される方がいます。「入社してから勉強すればいいや、教えてもらえるみたいだし。」という態度が透けて見えると入社後のギャップを懸念して、お見送りになるケースが多いです。

これ実は、事務所側にとっては「資料だけ渡して丸投げしたり、時給に見合わない業務を押し付けるようなことはしませんよ」「わからないことは遠慮せず質問してくださいね」ぐらいのニュアンスだと思った方がいいです。

そんなの当たり前やん!と言いたくなりますが、パートですら新人に丸投げはよくある業界なので、”丁寧”の基準が世間とずれてるんです…(+_+)。マニュアルや研修はある方が珍しいかと。

でも逆に考えると、「丁寧に教えます」みたいなことが書いているなら、ブラックな職場に当たるリスクを避けるための判断材料にはなるでしょう(本当に丁寧に教えてもらえたら超ラッキー!)。

ちなみに私の勤務先の求人票にも書いていましたが、実際はというと正社員は訪問で不在にしていることも多く、何度も同じことを聞ける環境ではありません…。とはいえ聞きやすい雰囲気なのと、進捗を丁寧に確認してくださるのはとてもありがたいですし、丸投げ感はないので安心して取り組めています。

要するにこういうこと!

長くなったのでまとめます。次は応募だ応募!

  • 最低簿記3級必須!
  • 入社してからも自己学習必須
  • 成長を楽しめるならきっと向いている
  • 単純作業だけではない(からこそ楽しい)
  • 単純作業(スキャン、資料整理など)だけがやりたいなら、求人票にそう明記されているところに絞る
  • 人柄で決める=相性がいい。面接では自分にとっても相性が良さそうか見定めよう。波長合う人と仕事した方が絶対に楽しいから。

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