【採用された】会計事務所「パート&未経験」求人に提出した「履歴・職務経歴書」はこうやって書きました!

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30代半ばの時に未経験で会計事務所にパートで入社しました。

前職が長かったこともあり12年ぶりの就活!企業研究!やり方を思いだすとこから始めましたよ…(*_*; パートとはいえ年齢的に簡単に転職繰り返せないし、何より新しくキャリアを積み直すんだから転職先を間違える訳にはいかない!

そう考えて、退職まで一年以上かけて毎日求人情報を眺めたり、ネットやSNSで業界研究(新卒の時は訳わかってなかったな…)をしていました。その活動が功を奏したのか、経理歴2年+@の職歴ながら4つの事業所に履歴書と職務経歴書を送り全て書類選考を通過させることができました!

自分でいうのもなんですが割と論理的に作戦たててたのと、入社してから面接の選考にも参加させていただき(小規模ならでは⁈)担当者の考えを直接聞けた経験があるので、今「未経験パート」を狙ってる人にとって応募のヒントにはなるのではと思います。(面接で落とされたところも文章は褒めてくれました(^^))

こんな人に役立ちます
  • 初めて会計事務所(税理士事務所)のパート求人に応募したいが、履歴書などにどう書けばいいかわからない。
  • 少人数の個人事務所に応募しようとしている(規模の大きいところだと組織的なやり方が定着していると思うのであまり参考にならないかも?)

履歴書を書く時のコツ

「会計事務所なら、何ができるかできそうかを一番知りたいはず!」と思い、アピールしたいことは全て職務経歴書に詰め込んだので、反対に履歴書は読み手を疲れさせないようあえてシンプルにしました。

空白が残ると気になるかもしれませんが、テンプレートを使いまわすくらいなら無理やり埋めなくていいと思います。話をまとめるのが下手な印象を与えるだけなので、とにかく履歴書はシンプル!簡潔!見やすく!

志望動機

志望動機では「長く働いてくれそう」という印象を与えられればOK。会計事務所に限らず、雇用主がパートに求めているのは「すぐ辞めないでほしい」ということ。一生懸命教えたのに数か月で辞められたら辛いですから…。(税理士を目指しているなら別ですが、無理に仰々しいこと書かなくて大丈夫)

ちなみに私は「その会計事務所を選んだ理由一言」と「自宅から近いので長く続けられると思った」などと書いていました。

あまりに一言すぎたせいか、面接の時に「経理職ではなく会計事務所を選んだのはなぜですか?」という質問を受けました(;’∀’) 面接で詳しく聞かれるかもしれないので、求人票の内容とミスマッチを感じさせないような回答ができるように準備しておくといいかもしれません。

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なんとなくですが、税理士先生は主に職務経歴書から求職者の能力を計っている気がします。主観より事実を信用する、みたいな?

グダグダ書いても読みにくいので簡潔に書くといいかなと。

保有資格

未経験歓迎の求人でも最低簿記3級はあった方がいいと思います。理由は2つ。

  • 簿記を知らないと会話がもたつく
  • 「会計が苦手でない」ことの証明になる

貸方借方の説明をいちいちしていると仕事が進まない。かといって、借方貸方の理解が初心者には一番ハードルが高くて挫折しやすい。ので、「3級未取得=離職リスクが高い」と思われやすいです。

そして簿記2級あれば印象はグンと良くなります。知識面でというよりは、簿記2級レベルだと「少し複雑な仕訳でも紙に書かずに口頭だけで理解できるので、教えるのに時間がかからない」というイメージがあります。

ということは、資格を取得した日も大事。数年以内に取得したならアピールポイント!絶対に日付は書きましょう!(特に2級は連結が範囲に入りだした頃から難易度も上がっているし) 逆に「10年以上前、学生時代に取得してからずっと簿記から離れてました」だと評価されにくいでしょう…。

ちなみに私も書いた”FP2級”の面接での扱いですが、簿記資格とセットだから頑張りを評価してもらえたけど、単体だと厳しかっただろうなという印象です…。もしこれから勉強するなら、絶対FP2級より簿記3級をおすすめします。

というわけで、応募条件に「簿記3級程度」と書かれていても、もし時間的に余裕があれば是非簿記2級まで挑戦してみましょう!

職務経歴書を書く時のコツ

職務経歴書に何を書くのか書かないのか。その取捨選択によって書類選考の結果がかわってくると言っても過言ではないでしょう。特に未経験で応募するなら、「職務経歴書で「あなたが会計事務所で働く姿」をイメージしてもらう」を常に意識しましょう。

私の場合は、職歴が「経理以外10年+経理2年」で経理歴が短かったので、経理以外の部分はかなり取捨選択に頭を悩ませました(*_*;

経理の経験がある場合

経理事務の経験があれば、全くの未経験ではなく即戦力として見てもらいやすいです。

会計ソフト、1日の仕訳数、決算経験の有無、申告経験の有無、給与計算や年末調整の経験、社保手続きの経験などなど。「何をどのくらい」なるべく数字を使って具体的に自分のレベルを表しましょう。大したことしてなかったとしてもミスマッチを避けて気持ちよく働けるためにも盛りすぎず正直に申告しましょう。

※前職が正社員の場合、年齢と業務内容が見合ってないと「仕事できなさそう」に見える可能性が…(50歳で出金伝票きるだけとか)。30代以上なら他部署との連携、業務改善、システム改修など、管理職ではなくとも”正社員っぽい”仕事が何かしらあるはずなので、会計事務所の業務と関係なくても書いておくと「できる人」と評価してもらいやすいと思います。

経理の経験がない場合

業務内容が特殊な業界なので、自分が頑張ってきたことを網羅的に書いてもミスマッチを感じさせてしまうかもしれません。なので私なら、これまでの経験の中から会計事務所に役立ちそうな経験”だけ”を抜き出して書きます。

テンキー入力の速さ、書類のチェックは正確で速い、新しいシステムにも柔軟に対応してきた、などなど。そんなんでいいの?って拍子抜けするかもしれませんが、無理して話を盛るよりも会計事務所の現場で確実にできることを約束する方が誠実だと思います。

(もちろん接客スキルやSNS運用などの経験を書くのがダメな訳ではありませんが、そっちが目立つと「他の職種の方が輝けるのでは?」「合わずにすぐ辞めそう」と思われる可能性が…)

応募書類はパソコンで作成?手書き?

どっちでもいいと思います。しいて言うなら「どんな人のもとで働きたいか」を想像するといいかもしれません。

「パソコンが得意そう」なところを評価してくれそうな人と一緒に働きたいなら、WordやExcelで作ればいいでしょう。逆に「字のきれいさ、手書きにかけた労力」を評価してくれそうな人がいいなら手書きで作ればいいと思います。

最近では郵送不可で、求職サイトにファイルを添付して書類を送ってもらう事務所も出てきているので、間口を広げる意味でも、データで作れるようになった方がいいかもしれませんね。

私の場合はパソコンで作って、写真は証明写真用アプリを使ってスマホで撮影しました。自宅にプリンターがあったのでお金をかけずにできました!「履歴書 様式」などで検索してテンプレートをダウンロードすれば簡単に作れます。(マイナビ転職ですが、会員登録しなくても厚労省推奨の様式がダウンロードできるみたいです⇒様式を探してみる。indeedなどでも様式を用意してるので使いやすそうなのを選んだらいいと思います。)

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