メンタルが憂鬱で限界の時に「心をデトックスしてくれる」ギャグマンガ

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今でこそ元気に生きていますが、正社員を辞める直前はかなり病んでました。仕事と子育てとの両立でストレスは半端なく、外出する元気もなかった当時は家でゆっくり漫画を読むのがストレス解消法の一つでした。そんな時にお世話になったギャグ漫画を紹介します。

色んなことがどうでもよくなるし、たくさん笑えて読んだ後のすっきり感は抜群!!

選定条件
  • 頭つかわなくていい(超重要)
  • 頭を空っぽにしてくれる
  • 登場人物に一切感情移入しなくていい
  • バカな気分になれる

カッラフルなエッッブリデイ(全2巻)

表紙が既に元気良いですよね!タイトル負けしないくらい色が目をひきます(部屋の隅に落ちててもすぐ見つかります)。そう、これは「圧倒的”陽”のパワーで読んだ人に元気を注入してくれる」作品なのです。

中身も豪華カッラフル。ページめくった瞬間、セリフより先に「イラスト!!色!!」が目に刺さってくる。しかもよく見ると、イラストの細かいところに笑いの爆弾仕込んでる。むめいさんの顔が何もない時にちょいちょいケツアゴになるのとか。関節の曲がり方は大胆に不自然なのに、膝小僧は欠かさずマメに描きこんでるとことか。こういう細かい描き込みで2度目3度目読んでも味が出続けるのすごいなと思ったまじで。

で、内容ですが、この本は作者のむめいさんが幼少期から大人になるまでの実体験を元にしたエッセイ漫画。「マニュキュアの落とし方がわからなくて焦ったよ」と普通なら2秒で説明終わりそうな内容ひとつにしても、まるで昨日の出来事のように細かく描かれていて、最初から最後までむめいさんの世界にぐっと引き込まれるんです。

ページを開いていきなり「はじめてわき毛が生えた」話も唐突すぎるし、その後も「え?何?ちょ…wwなんでそんなことになんの…え?!」とツッコミが全く追いつかないテンポの良さ。口開けたままあっという間に読み終わってました。

Amazonレビューの高さ+メルカリになかなか出品されない状況からすると、「心のサプリメントとして手元に置いとく人が多い」のかなと予想しています。となるとkindleが紙の半額なのは嬉しいですね。ちなみに我が家では学校行しぶりがちな子供たちのお気に入りで、ヘロヘロで帰宅した後に読むと「すっきりしたー!」と言ってます。むめいさん、わが家に元気をくれてありがとう。

2巻も先日購入しましたが、私の大好きなナダルのジェネリック登場に歓喜しました。

よんでますよ、アザゼルさん。(全16巻)

!!下ネタ中心のシュールなギャグ漫画です。下ネタ苦手な方やお子様には非推奨。

Amazonの紹介文はなんと「作中のセリフのみ」。くだらなさだけはしっかりと伝わってきますが内容がさっぱりですよね。でもこれだけは最初に言わせてください。

この作品は「誰にも言えない暴言や負の感情をひっそりと心に留め、ストレスフルな社会に従順に適応しようと頑張っている人」にこそぜひ読んで、そして爆笑してほしい。

この漫画は
「ゆっさゆさゆさ ゆさゆっさ」「ザクちゃうでシャアザクや で」「豚足ハケろよバカー」「メイヤッサァァァ」
「コメ食をパン食に!」「ニートである勇気!!」「いくらプリチーに見えても我々は悪魔」「ベイブ!!」「マジ山マジ男っスか」
「送料はそっちもちで!!」「こんなくだらんギャグ漫画は打ち切りにしてやる」 「カマキリってなんスか」という感じの漫画です。

Amazonより引用

作品の概要としては、悪魔探偵アクタベさん(対悪魔最強)の元に不倫などの相談に来る人たちの悩みを悪魔の力を借りて解決していくという話。助手のサクマさん(女子大生、悪魔使いの才能が徐々に開花する)と悪魔契約したアザゼルさん(主人公、淫奔の悪魔)がセクハラを日々の日課にしながらセクハラなどする話です。回を重ねるごとに色んな魅力的な悪魔たちが登場し、うんこ嫉妬メス豚うんこなど下品なセリフのバリエーションも豊かになっていきます。

普通ならドン引きしそうなネタなのに、さらっと読み流せるのには理由があります。実はこの悪魔たち、「人間界に召喚された悪魔はもれなくプリチーな姿になって弱体化し、サクマさんやアクタベさんにしょっちゅうしばかれている」のです。なんか可哀そうに見えることもあったり…。

この作品では人間、悪魔、天使の全員が等しく醜悪な部分をさらけ出していて、「キレイな奴」が一人もいない。それはまるで私たちが生きる現実世界のように。そんな中で時々悪魔だけが唯一正論めいたことを言うんですよね(すぐしばかれるけど)。不思議と「人間が悪魔のように」「悪魔が純粋で合理的な存在」に見えてくるのが、この作品の味わい深いところ。

読み終わる頃には、自分の中の黒いモヤモヤをプリチーな悪魔が代弁してしばかれてくれたような気分になれるでしょう(しらんけど)。あなたは安心して爆笑しているだけで大丈夫です!(なにが!)

話はオムニバス形式なので一冊だけでも十分楽しめます。一巻で主要人物は全員登場するのですが、私のお気に入りは「べーやん」です。とてもプリチーで紳士的な悪魔ですが、うんこが好きです。

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