赤ちゃんがハイハイし出すようになってくると、いよいよ部屋の環境を変えていかないといけませんよね。
危ない物はとりあえず手の届かないところに隠すとしても・・・
「床」だけは隠せませんよね。
もし床がフローリングだと、
- 転倒して頭打ったらどうしよう
- よだれと鼻水で床がべちゃべちゃ~
- 冬は冷たくてかわいそう
- 食べこぼしで汚れるのがいや
- おもちゃガンガンして床が傷つくのはいや
- 走り回るようになったら下の階の騒音にならないかな
成長するごとにどんどんストレスの種が増えていきます。
私はできるだけ大人都合で子供の行動を制限したくなくて、自由に遊べる環境を整えたいと思っていました。
なので、「あ~フローリングが汚れる~!」って気になってイライラせずに済むように、迷わずジョイントマットを敷くことにしました。
息子が5カ月でずりばいを始めた頃に敷いてから、3年以上使ってみた感想をまとめたので、
- どんなタイプのマットがいいか悩んでる
- 費用対効果が気になる
- マットのデメリットも知りたい
という、あなたの参考になればと思います。
目次
ジョイントマットのおかげでイライラが減ったこと
いつ転倒するかハラハラしなくなった
つかまり立ちするようになると、頭の重みで後ろに倒れやすいんですよね。
硬い床に頭ぶつけたら痛そうだけど、ずっと見張っとくわけにもいかない。
でもマットの上なら多少の衝撃は吸収してくれるから、
「ちょっとくらい転んでも大丈夫」と心にゆとりができます。
安心してハイハイさせられる
ずりばいしてる赤ちゃんの体って、ほとんどが床と接してるから、
「固くないかな~冷たくないかな~」って心配になりますよね。
マットがあればクッション性もあるし、冬場でも全然冷たくないから、床暖房をしなくても平気でした。
しかも表面が凸凹になってるから、フローリングよりずりばいしやすそう( *´艸`)
汚れても簡単に拭き取れる
赤ちゃんってよだれと鼻水がデフォルトだから、ハイハイしだすと床がすぐベトベトになるんですよね。
しかも、それだけじゃない!
うんち、おしっこ、食べこぼし、嘔吐・・・・・
成長とともに汚れ方も範囲もどんどん広がっていきます!( ;∀;)
特にトイレトレーニングの時期はトイレ以外の場所で漏らしてしまうことが多いので、ママのメンタルに大きく影響するところ。
私はマットがあったおかげで、息子が漏らしてしまっても結構余裕で対処できました。
(たまにフローリングの上でされた時は、ちょっとパニックになる(^^; )
「ちょっとくらい汚れてもいいや」と思える環境って大事です、ほんと。
フローリングに傷がつかない
赤ちゃんにおもちゃを渡すと、舐めるかブンブン振り回しますよね。
息子は赤ちゃんの時、ミニカーをよく床にガンガンぶつけて遊んでました。
今マットのあちこちにへこみ傷があります。
「ここにもしマット敷いてなかったら」・・・と思うと・・・( ゚Д゚)
ほんとに敷いててよかった。
スリッパがいらなくなる
足元が冷えないおかげでスリッパを履かなくなりました。
赤ちゃんの世話してると、どこでスリッパ脱いだかわからなくなってイライラしませんか?
私だけ?(;´Д`)
ジョイントマットのデメリット
3年以上敷きっぱなしだと、色々目につくところもでてきます。
重い家具を置くとジョイントがずれて隙間ができる
何もない部屋なら隙間なくキレイに敷き詰められるのですが、机やソファを置くとどうしても重みに引っ張られて僅かに隙間が開いてしまいます。
ジョイントの継ぎ目にゴミがたまる
この僅かに開いた隙間に掃除機では吸いきれない細かいほこりや食べかすが溜まってしまいます。
月1回でも気になる部分を少しめくって掃除機で吸うと、目立つゴミは取れます。
フローリングにこびりついた汚れは、ウェットティッシュで拭き取れます。
重い家具を置くと跡がつく
ジョイントマットはクッション性があるので、どうしても重い物を置くと跡が残ります。
家具の位置を変更しないなら、気にならないかもしれませんが。
飲み物をこぼした時の掃除が面倒
ジョイントの上にこぼれた水分はさっと拭いておしまいなんですが、僅かでも隙間があるとどうしても入り込むんですよね。
そんな時はめくって床とジョイントの裏側まで拭かないといけません。
(濡れた範囲が狭ければ部分的にめくるだけでもOK)
時々お手入れが面倒なことがデメリットだと思いますが、それよりも毎日の「ハラハラ」「イライラ」を解消できるので、私は敷いてて良かった!です。
大判サイズがオススメの理由
よくお店にある通常サイズは、狭い範囲に敷くのには小回りきいて使いやすいと思うんですが、広い範囲に敷くなら絶対に大判サイズが良いです。
子供の遊び場所って、大人が決めた範囲に絶対収まってくれないですよね。
大人が部屋の隅っこをプレイルーム仕様にしたって、子供にとっては「そんなのかんけーねー」ですから。
「遊びたい時に、遊びたい場所で、遊ぶ」
わが子の好奇心を温かく見守りたいなら、できるだけ広範囲に敷いておくのがベストだと思います。
大判サイズのいいところ
通常サイズは一辺が30cmなのに対して、大判サイズは一辺60cm。
つまり、大きい分少ない枚数で済みます。
そして通常よりもつなぎ目が少ないので、
- マットの着脱や、お手入れの時間が省ける
- 隙間が少ない
- つなぎ目が大きいからはずれにくい
というメリットがあります。
ただし、通常サイズとは結合できません!
もともと家にあった通常サイズと合体させようとしたところ、結合部分が合いませんでした。
なので、買い足す時は、同じサイズで統一する必要があります。
厚みは何センチがいいの?
メンテナンスを考慮すると、2センチより1センチの方が気軽にお手入れできます。
厚みがあると、丸ごとはがしてお風呂場で洗う時が大変です。
私は1センチを使っていますが、クッション性・保温性ともに十分機能を果たしていると思います。
どんな素材がいいの?
ジョイントマットは、表面とクッション部分とで異なる材質を使用しているものがあります。
どのマットにも共通しているのは、クッション部分で、EVAという素材でできています。
そこに表面加工されていないのが、いわゆる「普通のジョイントマット」です。
一方で、表面に他の材質を被せたものもあります。
つまり、表面部分の素材が選ぶポイントになります!
- 滑りにくいのは、加工のない普通のマットか、コルク加工のマット。
- 表面に加工がされているものは、お値段も割高。
- カーペット加工は、液体汚れがシミになりやすいので、汚れやすい環境には向いていません。
- 木目調の模様があるものの中には、凹凸がなく滑りやすいものもあります。チープな印象になりやすい。
- 数字などのパズルになっているものは、乳幼児だとくり抜いて遊んでしまい、はめ直すのが面倒。シンプルが一番。
赤ちゃん用に使うなら、「加工なし」か「コルク」の二択だと思います。
定番の無地
表面加工のない一番シンプルなものです。
カラフルが苦手な人には、落ち着いたカラー一色ならすっきりしますよ。
わが家はこちらのブラウン一色です。
サイドパーツもついているので、部屋の隅まで隙間を作らず敷けます。
コスパ重視したい人にもオススメ。
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コルクマット
無地タイプと比べると半分の数量で同じお値段・・・
ですが、「マット敷いてます!」感はましかも。
インテリア重視したい人にオススメ。
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いつまで使える?
まとめて買うと結構高い気がしますよね。
しかもいったん敷くと元に戻したり廃棄するのも手間だから、「どれだけ使うか」は重要です。
長ければ長いほど、コスパが良いですからね。
「どれだけ使えるか」で考えるなら、10年以上は使えると思います。
多少の傷やヘコミくらいでは機能性は衰えませんからね。
「どれだけマットを使うか(必要か)」は子供の性格や住環境などに左右されます。
子供が成長するにつれて、デメリットとメリットを比べた時に、デメリットが勝るならマットは必要なくなります。
早ければ「3歳になったからはずす!」という人もいるでしょう。
でも、私は3歳では全然はずす気になれません( ;∀;)
上も下もやんちゃっ子なので。
少なくとも小学生まで、敷きっぱなしにするつもりです!
いつから敷いた方がいい?
「赤ちゃんが自分で移動し始めるまで」に敷いておけば安心です。
「布団からはみ出してきたな~」と思っているうちに、あっという間に部屋中移動するようになります。
そんな時に、「フローリング冷たくないかな」「床の汚れが気になる」といつも考えていたくないですよね。
赤ちゃんの「自分で動きたい!」気持ちをサポートできる環境を事前に整えてあげられたら、見守る方も安心です。
まとめ
マットを敷いてから思いがけずいいことがありました。
それは「子供と一緒にゴロンできる」ってことです!
え、そんなこと?って思うかもしれませんが、「子供と同じ目線で遊ぶ」って楽しいんです。
横になってたら上に乗っかってきて、そこからイチャイチャが始まって・・・
至福のひと時(●´ω`●)
家中に敷いといたおかげで、畳の部屋以外でも気兼ねなくゆったり過ごすことができます。