30代からの歯列矯正【体験談④ワイヤー装着編】

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治療開始からようやく半年が経過。

抜歯をしてからワイヤーを装着する人もいるみたいですが、私の場合は抜歯はもう少し後になってから…。

ネットで調べると「ワイヤー装着時が一番痛かった」という声がちらほら…。

ネット情報見すぎて、前日は怖くて眠れませんでした。陣痛を経験してたって、怖いものは怖い。

ブラケットの装着

ワイヤーを通すためのブラケットを、歯に一枚ずつ付けていきます。

  1. 口内をクリーニング
  2. よく乾かす
  3. 糊のようなものを歯に塗る
  4. 院長先生が慎重にブラケットを張り付けていく
  5. 特殊なライトをあてる
  6. 接着完了。

ワイヤーの装着

次にブラケットにワイヤーを通します。初回なので、一番細いワイヤーから始めます。

シュルシュル~とブラケットの穴を通って最後にキュキュっと締めて終了。最後絞める時に少しだけ、歯を引っ張られるような痛みがありました。

でも、思ったより全然痛くなかった!

ヨカッタ(●´ω`●)

しかし、最後に大事な説明が。

「これから6時間後位から2日にかけて痛みが増してきますので、痛み止めをだしておきますね~。」

なるほど。痛いのはこれからなのね。

痛みが出てくる前に、帰宅後早目に昼食を食べました。

なかなか来ないな~と思ってたら、晩ご飯あたりで徐々にズキズキし出して、、、、。

「ん?これ…噛めないな。」

と思いつつ、空腹に勝てず、痛みに耐えて食べました。

ワイヤー装着初日がどれほど痛いか

まず、前歯は使えません。

柔らかいうどんですら噛もうとしたら、「折れるんじゃないか?」ってくらい痛いです。歯がゆっくり移動しているのを痛いほど実感しました。

おかゆなら舌で押しつぶして奥歯で少しずつ噛んだらなんとかいけました。

ちなみに、「眠れないほど痛い」という人もいるようですが、私はそこまでではなく痛み止めなしで寝れました。

2日目を過ぎると歯の移動がある程度落ち着いたのか、食事の時に少し痛む程度までましになります。

ワイヤー装着後の治療内容

その後治療ですが、私の場合はこんな感じでした。

  • 抜歯するまで、行き場を失った歯が前に突き出て、一時期すごい出っ歯だった。
  • 抜歯は痛くないけど、健康な体の一部を失った喪失感がすごい(親不知は抜歯済みだったので、上下2本ずつの計4本)。でもワイヤー調整する度に隙間がどんどん埋まっていくのは快感
  • あとは基本的に歯の状態を確認しながら、ワイヤーの長さや太さを調整(ワイヤー交換)。というか、治療期間中はほぼワイヤー調整なので、治療開始から1年も経てば色々と慣れてくる
  • 調整直後の歯の痛みは、相変わらず最初2日間は痛くて食事に難儀するけど、初回に比べたら痛くないし慣れてくる。
  • たまにレントゲンなどで治療経過を観察。
歯列矯正の抜歯は?4本抜いた感想

歯を大事にしようと思った

治療が終わるまでの約5年間は、本当にお手入れが大変でした。

虫歯になってしまうと治療が中断して、その分治療期間が長引いてしまうからです。

それに治療のため健康な歯を抜歯したので、余計に「残された歯を大事にしたい」という気持ちになりました。

治療が終わった今でも、毎日フロスは欠かさずしています。

治療終了後大き目の虫歯が見つかって神経の近くまで削ることになったのはショックでしたが、その後は虫歯にならずに保てています。

(ワイヤーつけてたら、どんなに丁寧にケアしてても虫歯になりやすいんでしょうね…)

歯列矯正の病院は慎重に選びましょう

治療の様子を少しはイメージできたでしょうか。

最初の半年は不安でいっぱいでしたが、徐々に日常生活の不便にも慣れていきます。それに、治療が進むにつれて不安が和らぎ、治療の成果を日々実感できるので、少しずつ治療が楽しみにもなっていきました。

安心して治療に向き合えるために悩んだ時間は、無駄ではなかったようです。

実は数年前に一度、他の病院でも無料相談を受けていて、その時はふんぎりがつかずに諦めていたのです。

育休がきっかけで始めることになりましたが、無料相談の診断の結果が一件目と同じだったことが安心につながり、すぐに通院を決断することができました。

もし、あなたが今から歯列矯正を始めようか迷っているなら、まずは2か所以上で無料相談を受けてみるといいと思います。

これからも長く付き合う大切な歯だから、病院選びは慎重にしたいですよね。

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